スマホの登場で情報は溢れるようになり、ブロックチェーンの更なる技術革新で急速に時代の変化のスピードが加速してきています。
スピードが早いということは、お客様の価値観もまた移り変わりが早くなってきている事で,それに伴い働き方も変わってきているように感じます。
資本主義で、大量生産、大量消費のメーカーマーケティングが全盛だった今までは、「競争」することによって他社のシェアを奪うことが良しとされていたと思います。
しかし、これからは競争ではなく、どのように協力してビジネスを展開するのかが鍵になっていると思います。
それは時代の変化のスピードに素早く対応するには1社で単独で行うより2社、3社協力して行う方が各段にお客様への対応力がアップするからです。
だからと言って闇雲に協業相手を作れば良いというものではありません。
そこは企業文化や経営者の価値観などが合うかどうか精査し本当に信頼できるパートーナーと協業した方がよい結果が出るでしょうし、その根本には互恵の精神が強固に担保されていることは言うまでもありません。
武道具業界でも、少子化などにより市場がシュリンクする中で従前の販売形態では立ち行かなくなるのは確実です。
大袈裟ではありますが、どこと協業するかで企業の明暗が分かれる時代が来ていると言っても過言ではないと思います。
協業は社内でも同じで、いま成長している企業ほど、社内は競争文化ではなく、部署間関係なく協力して仕事を進めていく文化があると思っています。
今までは社内でも他部署や、店舗ごとでライバルとなって切磋琢磨により売上を上げていくという会社も多かったと思います。
しかし、それはもう遅れた時代の価値観であり、同じ会社であれば、売上高が一番の目標ではなく、その商品やサービスを通じていかにお客様に喜んでいただくのか。
そこを全社員で共有し、協力して目標を達成することが求められていると私は感じています。
「競争」ではなく「協調」
時代の変化に敏感に対応していきたいと思っています。