仕事が嫌になったときに知っておいてほしいこと

今年のゴールデンウィークは、元号が令和になって最初の、そして最大10連休という大型連休ですね。今日は、毎年五月の連休になると言われるのが、「連休明けに辞めたくなる」という話です。

4月から新社会人生活を始めた皆さんは、5月で1ヶ月になります。最初は不安や期待が入り混じった新しい生活から、徐々に慣れてきた時期でもあります。

それと同時に、人によっては期待が不満に変わってきたり、期待と現実の開きにがっかりといったこともあるかもしれません。

そんな気持ちが芽生えてきた中で、10連休というこの特大連休を、地元に帰り友人と会って過ごすという人がいたとします。友人の姿を見て、話を聞いて、今の自分の現状と比較してしまうことがあるかもしれません。比較してしまうことで、自分は何をしてるんだろうと思ってしまうかもしれません。こうなってしまうと頑張ろう!と思っていた気持ちがいつのまにか削がれはじめ、そこで湧き上がってくるのが「辞めたい」という感情です。

悩む男子新入社員

4月は、新しい生活になり急激な環境の変化で知らず知らずのうちにストレスを感じているはずです。大型連休のゆっくりとした時間を過ごしていると「この会社で働き続けてもいいのかな?」という迷いが出てくるかもしれませんね。

この記事を読んでいただいている新入社員の皆さんももしかしたら、そのように感じているのではないでしょうか?

そのように感じておられるとするのならば、それは抱いていた理想とは違う現実があなたの目の前にあるからなのだと思います。

ある調査では、退職の理由として一番多いのは「人間関係がうまくいかなかったこと」が挙げられています。その問題の多くは上司や周りの人とのコミュニケーションがうまく構築できないということなのです。上司が良かれと思って言ってることも、伝え方や受け取り方が違うために、今の若い世代の皆さんには違和感を感じることも十分にあるかもしれません。

ということは、コミュニケーションさえ上手に取れるようになればもしかしたら、あなたの悩みは軽減される可能性は十分にあると思います。でもコミュニケーションを十分に取れるような関係を築くには時間もかかりますよね。まだ1ヶ月しか経っていないんですよ。学生時代を思い出してみてください。1ヶ月くらいではすぐに先輩としっかりコミュニケーションを得られることもなかったはずです

長い人生の中で必ず、辞めたい、逃げたいという出来事は起こるでしょう。でもそんなときは、まず自分自身と向き合ってみてください。

なぜ辞めたくなったのか?
なぜ行きたくなくなったのか?
辞めて本当に後悔しないのか?

そのように自分に問いかけてみてください。

努力や根性だけで頑張れ!とは私は思いません。ただ、あなたが、どんな思いで、その仕事を始めたかったのかを思い出してみてください。会社のどんなビジョンに引かれてどんなことを夢見たのかを思い出してみてください。

先輩が後輩に仕事を指導

私は、これから未来を作っていくのは若い皆さんだと思っています。そんな皆さんがこれからの会社を、そして日本を作っていくと信じています。

あなたの夢や希望をたったの1ヶ月で諦めてほしくはないと思っています。

私は、これから皆さんの未来が希望にあふれ、会社の、そして日本の宝になっていただけるよう願っています。