インターハイの剣道は、男子団体が高千穂高校、女子団体が中村学園と、どちらも九州勢の優勝となり、九州勢の強さを再認識しました。しかし男子団体では、優勝候補筆頭で高校三冠がかかっていた九州学院が初戦で敗れるといった波乱もあり、勝ち続けることの難しさも感じるインターハイになりました。
毎年、夏のインターハイでは、様々なスポーツで高校生の激闘が繰り広げられ、感動を生んでいます。ただ夏の高校生のスポーツといえば、野球の甲子園の話題がニュースを席巻してしまい、他のスポーツがあまり注目されないという悲しさがあります。
しかし今年のインターハイ剣道は、例年であれば甲子園の影に隠れていますが、九州学院の三冠挑戦への注目度の高さや、男子個人戦がニュースになるなど話題になりました。
その話題になった個人戦のニュースがタイトルにしました「引き分け再試合」です。
通常高校生の剣道の試合は4分間です。この4分間が非常に消耗します。
通常の練習よりも、集中力、気力、また読み合いなど、頭脳も使うため体力の消耗が激しくなります。
1試合分を延長しただけでも結構消耗すると思いますが、それが1時間にも渡り真剣勝負を行う。
凄まじい集中力と気力だと思います。実際引き分け再試合の前例はないようです。
いつの世も我々、大人といわれる世代は、「今どきの若いやつは・・・」なんて言いますが、いやいや、様々な可能性を秘めた若い世代は素晴らしいという事を再認識させて貰いました。
そのような可能性に満ちた若い世代が東山堂で働く仲間になってくれたら嬉しいと思いますし、東山堂は未来ある若者たちをサポートできる企業でありたいと思っています。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170810-00000103-asahi-spo