今年も早いもので4月になり、新年度がスタートしましたね。電車で新入社員や真新しい制服を着た新入生の姿を見ると、こちらも新たな気持ちで仕事に取り組む意欲が湧いてきます。
昨年度を振り返ると、時代の大きな変化をものすごく実感した1年でした。まず、スマホの圧倒的な普及により、購買行動が大きく変わったように感じました。
また、SNSなどの発展であらゆる情報が暴走し、改めて情報リテラシーの重要性が再認識されるようになったと思います。
そして仮想通貨がテレビコマーシャルを出すようになり、仮想通貨バブルとまでいわれているように、ブロックチェーンなど時代はめまぐるしく、ものすごいスピードで変わっています。
人材の確保が難しい業界がある一方、大手銀行では9500人の行員削減が発表されるなど人を必要としない事業もまた増えており、その全てはインターネットの進化によってもたらされたものです。
しかしインターネットが素晴らしいからといって、全てがデジタル化されるようにはならないとも感じています。
東山堂はこの業界ではネットに強い会社ではあるのですが、さらにリアルとの融合を考えていかなければいけないと思っています。
時代の変化は我々の業界も必ず飲み込みます。
ネットに疎い会社は淘汰される時代になっていくでしょうし、またネットだけの会社もこれ以上の発展は見込まれないようにも感じます。
どちらも必要で、どちらも正しいのです。
お客様である剣士や武道家の皆様のニーズを見失なわず、売り手都合での商品開発や販売手法など取らないよう「常にお客様がそこにいる」ということを考えていきたいと強く思う次第です。
皆様の平成30年度はどんな年にしますか?
私達は武道を志す皆様のために、本年度も日々挑戦者であり続けたいと思っています。