強豪校になると親の負担も大きくなるからこそ、もっとお客様のためにできることを探したい

とある剣道大会にて、地方から生徒を引率していらした先生と偶然にお話する機会がありました。

その先生の高校1年生になるお子さんも剣道をされていて、地元で歴史のある強豪私立高校に通われているそうです。

剣道の特待生で入学されたと伺って「親御さんとしては喜ばしいのではないですか?」と聞くと、「剣道をやってくれるのは嬉しいのだけど、レギュラーでもないのに遠征費が年間60万以上かかるので大変ですよ。」と笑いながらおっしゃいました。

ご兄弟もいらっしゃるとのことで「これからもっとかかると思うとゾッとする。でも自分の両親も同じ思いをしながら剣道を続けさせてくれたことがわかって感謝しています。」とお話されたのが印象的でした。

 

お話の中では「東山堂さんは、防具が比較的リーズナブルなので助かっています。」とのお言葉もいただきました。

私が東山堂を創業した理由の一つに「より品質の高い武道具をよりお求めやすい価格でお客様へお届けしたい」という想いがあります。

その想いをこのように感じてくださるお客様がいらっしゃることを非常に嬉しく思いました。そして強豪校ならではの親御さんの悩みを知り、このような悩みに対して私たち武道具メーカーは何ができるのだろう?と改めて考えるきっかけとなりました。

少しでもお客様に貢献できることがないか日々模索し、剣道をする選手だけではなく、選手たちを支えるご両親にも思いを致す企業でありたいと思います。