先々の先(せんせんのせん)

剣道では、「機先を制する」ことが最も大事であり、この「3つの先」を手中に収めることができるかどうかが最重要課題と言われています。

先々の先(せんせんのせん)とは、相手の起こりを見極めて、先に技を決めていくことです。

相手の 先より、さらにその先をいきます。

自分が優位に立ち、相手に圧力をかけないと できません。

剣道では、最も重要だといわれています。

わかりやすく言うと、相手の攻めたい気持ちを先に制し、先に仕掛けて行く事です。

兵法はビジネスにも通じるところがあります。

孫子の兵法などは古くから言われています。

さて、この剣道での「先々の先」という考え方もビジネスに通じることがあるのではないかと私は考えています。

市場を読み、競合他社より先に仕掛ける。

ということや、お客様の心を知り、そこに合わせた事業展開を心がけること。

剣道や武道に携わる会社だからこそ、このような古くからある言葉を大切にしていきたいと私は考えています。