剣道防具職人

東山堂は武道具を製造販売しているので、もちろん武道に関わるスタッフがたくさんいます。

 

そして、当社の西陣本店では職人さんの工房も併設しています。

 

そこでその場で修理なども行なっています。

 

今回はその中から西陣本店の剣道防具職人の大西朗さんを紹介します。

 

大西さんは剣道防具の職人で中学校を卒業してすぐに職人の門を叩かれて以来、京都にて半世紀近く防具作りに携われてきました。

 

西陣本店ではご注文を頂いている剣道防具の製作や修理対応、そして防具をお選びいただく際のアドバイスなどをしています。

img_020

 

大西さんは京都で昔から続く剣道防具製作の主流を引き継がれています。

 

面・甲手・垂・胴の全てを作ることが出来ますが、その中でも得意されているのは甲手と面です。

 

やはり職人さんなので、どの分野が得意なのかというのはあるのです。

 

特に甲手は使う素材や仕立て方によっても出来上がりが全く違ってくるらしく、特に手の内に使う鹿革などは厚み、柔らかさ、そしてきめの細かさなど素材に合わせて作るのが醍醐味とのことです。

 

他の面・垂・胴に関してもそれぞれにこだわりのポイントがあり、日々理想の防具を作るべく努力をされています。

 

剣道の鍛錬と同じように、長い日々の積み重ねが匠の技となっていくのです。

 

本人も剣道をされており、その経験から剣道のいいところは?と聞いたところ 『一瞬で勝負がつく緊張感』 と 『きれいな1本を取られた時には本当にありがとうございましたと言える清清しい気持ちになれること』を言っています。

 

こういった事が分かるにはそれなりの修練を積まないといけませんが、こういったことを実際の経験があるということはすばらしい事だと思います。

img_066

東山堂ではこういった経験の豊かな職人や販売スタッフがたくさんいて商品を作り、販売しており、剣道をはじめとした武道全般をされている皆様のサポートを行っています。

 

防具選びでわからない、子供の初めての防具選びなどはお気軽に熟練スタッフにお尋ねください。

 

誠心誠意お客様のお役に立てるようにサポートさせていただきます。