41年の歴史ある「剣道日本」の休刊に想う

昨年末「剣道日本」の休刊が告げられたのは大きな衝撃でした。41年間も剣道の今を追い続けて、いわば日本の剣道の歴史そのものを刻んできた雑誌ですので、残念に思っているのは私だけではないはずです。

月刊誌だからこそできる濃い取材に裏打ちされた厚みのある記事は大変読み応えのあるものでした。休刊となったことに寂しさを感じると共に、今後の剣道の普及に危機感を募らせています。

私たち東山堂は武道全般の普及に努め、武道をする皆さんの技術向上にも役立つ会社でありたいと願っています。そのため剣道においては普及活動と技術向上の一環として毎年錬成会を主催しています。(冒頭の写真は錬成会のものです)

昨年12月に行われた錬成会の様子はTV番組「和風総本家」で放送され、微力ながら剣道の認知拡大へ貢献できたのでないかと考えています。

これからも皆様と一緒に武道を盛り上げていきたいと熱望しており、「剣道日本」のような大きな力には及びませんが、東山堂が今できることを一つ一つ積み重ねて、武道に携わる全ての方々のお役に立ちたいと心より願う次第です。