晴明神社

東山堂の本社から徒歩で10分ほどの距離に「魔除け」「厄除け」の神様である晴明神社があります。

「晴明神社」と聞かれてピンと来た方も多いと思いますが、夢枕獏さんの小説「陰陽師」でブームになった安部晴明をお祀りしている神社です。

平安時代には、月や星の動きなどから読み取る現象は天からのメッセージとされていて、陰陽師は星や雲の動きから宮中での異変や遠方での吉凶を言い当て、国を治める天皇に大事な助言をする立場にありました。その中で歴史上もっとも有名だったのが晴明です。

晴明は平安時代に陰陽寮という役所で6代の天皇の側近として仕え、天皇・貴族・庶民に至るまで、広くその悩みや苦しみを取り払うことで絶大な信頼を得ていたといわれています。

晴明が亡くなったあと、その偉業を讃えられた一条天皇の命により1007年にその屋敷跡である一条戻橋のたもとの現在の地に晴明を祀る神社を建てられました。

今では全国から大勢の方がお詣りに訪れられる観光スポットであり、またパワースポットとしても注目を浴びています。神様になられた今も変わらず、人々の「魔」や「厄」を取ってくだっさっているのではないでしょうか?

 

DSC_0718

これから京都は桜の季節になります。もしお越しになられた時には、是非とも東山堂の店舗にもお立ち寄り下さい。

お詣りして会社へ歩いて帰っていましたら、一条戻橋のたもとの早咲きの桜が1本満開になっていました。