お天道様は見ている

子供のころ悪いことをすると「お天道様はいつも見ているぞ!」とよく叱られました。けれども悪いことをしても捕まらない人がいたり、まじめに働いていても生活が苦しい人がいたり、お天道様は本当に見ているのかなと思う時もありました。

 

 

しかし大人になりやっぱりお天道様はちゃんと見ていると感じられるようになりました。お天道様は私たち人間のようにすぐに罰を与えたり、すぐにご褒美をくれたりはしませんが、その人その人に合ったタイミングで必ず試練や祝福を届けてくださっている様に思います。タイミングの関係で私たちが気付かないだけだと思います。

 

そして最近お天道様は外側から見られているのではなく、自分の内側から見られているのではないかと思うようになりました。それはお天道様とは自分の良心であり、自分の魂の中にある神性ではないのかと。

 

自分の行動はいつも自分が見ています。自分が良いと思うことをやった時は心地よく、自分が悪いと思ったことをやった時は後味が悪いものです。また人は騙せても自分は騙せないと言われるのも自分の内側になるお天道様が見ているからだと思います。

 

人の目ではなく自分に恥ずかしくない自分をほめてあげられるような生き方を実践していきたいと思います。